2月5日~6日にかけて“PAGE2009”へ行ってきました。
池袋サンシャインシティの会場は足の踏み場もないほどの大変な盛況でした。
聞くところによると3日間の来場者総数は74,360人、出展小間数は628小間とか。…納得。
http://www.jagat.or.jp/page/2009/
京都から泊まりで参加したガラガラ族の私(キャリーバッグをガラガラ引いて歩く人たちをこう呼ぶ)は、おかげでいく度となく知らない人から睨まれるハメに。(カバン蹴られてるのこっちやん≧≦)

2日目にはセミナー会場で開かれたRGBレタッチの講習も受けてきました。
プロのレタッチャー向けの高度な内容でしたが、部分的には普段の仕事で即、使えそうな情報もあり、有意義なものでした。
それにしても面白かったのは、余談で講師の方が話されていた、CGに関する話題です。
CG(コンピュータグラフィック)は皆さんご存知のことと思いますが、最近の各種メーカーCMで使われている映像は、CGによるものが多いそうです。
なぜかというと、
CMで紹介される商品は通常、新発売である

CM制作時には完成品がまだない

従来はCM撮影用にモックアップを制作していたが、これが大変高額(白物家電でも1台あたり1千万円以上、色違い等があれば×台数分)なうえ、日数もかかる

そこでCGの登場
設計図をパソコンにインプットすれば即座に完成画像が生成されるので、安い、早い、色違い、バージョン違いも自由自在。
それどころか最近はタレントの起用にも金が掛かり過ぎるうえ、大変扱いづらいため、これもバーチャルアイドルにとって代わりつつあるとか。
確かに文句も言わなければ、24時間使いたい放題というわけで、人間に比べればいいことずくめです。
そういえば、今上映中のブラピ主演『ベンジャミン・バトン』という映画。
老人の体で生まれて、歳をとるごとに若返っていくという話ですが、これもメイクではなく、撮影後の動画データをレタッチしたCGだそうです。
自分の目で見ているもの全てがウソ、という日がくるのもそう遠くないかもしれませんね。

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